アフィリエイトを初めたばかりの方が悩むのが「どんな広告を選べば良いのか」でしょう。

どんなに良い記事を書いて、たくさん記事を投稿してアクセスを増やしたとしても、サイトに貼る広告が悪ければ報酬を獲得できません。

広告には稼ぎやすい広告と、稼ぎにくい広告があります。
ここでは、稼ぎやすいアフィリエイト広告を選ぶときのポイントを 7つご紹介します。

ASP(アフィリエイターと広告主の仲介サービス)についてもっと知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
>>おすすめのASP8社!これだけは登録しておきたい初心者向けASP
>>ASPは複数登録した方が良い?いくつ登録すればいいの?

アフィリエイト広告を選ぶときの7つのチェックポイント

1.報酬額が高い広告を選ぶ。1,000円以上がおすすめ

報酬額が高い広告を選びましょう。
……当然といえば当然ですね。

私の場合は、2,000円以上報酬がもらえる広告をよく選んでいます。
とはいえ、報酬が高い広告はライバルが多かったり、商品自体の価格が高く、お客さんの獲得が難しいものが多いです。

初心者の方は、まずは1,000円ほどの案件を扱うことをおすすめします。

2.成約されやすい広告を選ぶ。無料の会員登録などがおすすめ

アフィリエイトの報酬が発生するタイミングには、「商品が購入されたとき」「会員登録が完了したとき」「来店予約をされたとき」などさまざまな種類があります。
そしてそれぞれ、成約のしやすさが大きく違います。

例えば、「無料の会員登録」が報酬発生の条件だった場合、お客さんは「無料ならとりあえず登録してみるかー」と比較的気軽に成約してくれます。

しかし、「来店予約」が報酬発生の条件だった場合、「都合がつく日はいつだろう?」「お金に余裕があるかな?」「店まで遠いなあ…」と、お客さんはたくさん考えることがあり、簡単には成約してくれないです。

物販の場合も同じです。
1,000円くらいの物を売るときと、10,000円以上の物を売るときは、後者の方が買ってくれる率は低くなる傾向があります。

「贈り物や、高級嗜好品を紹介するサイトでは、高いほうが良く売れる」など例外はあります。
しかし初心者の方は、まずは成約のハードルの低い広告を選ぶことがおすすめです。

3.ネットで買う必要がある物を選ぶ

広告を選ぶときには必ず「この商品はネットで買う必要があるかどうか」を考えましょう。

例えば、お気に入りのサイトで美味しいアイスクリームを紹介されていたとしても、わざわざネットで買おうとは思いませんよね。
そこら辺のコンビニで買ってしまいます。

「引きこもりの人が、部屋を出ずに買い物をする」など例外はありますが、そのパターンは稀でしょう。
ネットで買う必要がある商品やサービスを選びましょう。

例えば、以下のような商品です。

・ネットでしか手に入らない物(スカルプDなどネット限定シャンプー、健康器具など)
・店頭で買うのが恥ずかしいもの(アダルトグッズ、アニメDVDや漫画など)
・持ち運びが難しいもの(ダンボールいっぱいのミネラルウォーター、扇風機やストーブなど)
・ネットで買ったほうがお得なもの(業務用おつまみ、中古のテレビなど)

いくら良い記事を書いて、訪問者の購買意欲を高めたとしても、サイトの広告を経由して成約してもらわなければ報酬は発生しません。
この点を忘れないようにしましょう。

また、見落としがちなのが「電話での注文・予約」の存在です。

アフィリエイトの広告の報酬発生のタイミングは、訪問者がメールの送信完了画面や、購入完了画面を開いたときが一般的です。

電話で予約されてしまうと、サイトの広告をクリックされたとしても、成約にカウントされないので、報酬がもらえません。
中には申込みの 80%以上が電話から、というサービスもあります。

自分のサイトで扱うサービスが電話成約中心ではないか予測し、あまりに電話予約が多く、割に合わなければ避けると良いです。
特に来店予約・クリニックなどは、電話で予約されることが多いです。

ただ、中には電話での予約も成果として認めるASPもあります。
Affipa(アフィパ)というASPでは、電話からでも成約と認めています。
自分のサイトで扱っているサービスが、電話予約が多いと思ったら、Affipaを利用すると良いでしょう。
>>Affipa(アフィパ)

4.掲載終了日が遠い。または、長期間広告を掲載している広告を選ぶ

意外と重要なのが、広告の終了日です。
ASPで紹介している広告には、掲載終了日が決まっているものもあります。

この日を過ぎると、サイトに貼り付けた広告が無効になり、一切報酬をもらえなくなります。
終了日ができる限り先の広告を選ぶようにしましょう(終了日が延長される場合もあります)。

また、終了日が決まっていなくても、広告主の判断によって急に掲載停止になることもあります。
そうなると、せっかく大量に記事を書いてもすべてが無駄になってしまいます。
報酬も一気にゼロになりますので、すさまじい痛手です。

こうならないためには、広告主が掲載開始してからどれくらい時間が経っているかを目安にすると良いです。

掲載開始してから1ヶ月やそこらの広告は、すぐに停止になってしまうことが多いです。
おそらく広告主が「試しに1~3ヶ月くらいアフィリエイトを利用して集客をしてみよう」と見計らっている試用期間なのでしょう。

おおよそ 1年以上続けて広告を出している広告主の案件を選ぶのをおすすめします。
そうした広告主は、ASPを利用した集客で採算がとれており、今後もずっと広告を出し続けてくれる可能性が高いです。

5.競合が少ない商品・サービスの広告を選ぶ

アフィリエイトをする上で避けては通れないのが競合サイトの存在です。
年々アフィリエイトをする人の人数は増えており、一つの商品に対して何十、何百人が紹介記事を作っているような状態です。

競合が多い分野で戦うのは、相当な時間と労力、そして知識がなければ難しいでしょう。
とはいえ、穴場のキーワードや商品は、探せばまだまだあります。

キーワード検索して、検索順位 10位までのほとんどがアフィリエイトサイトで埋まっているような商品・サービスは、競争が激しいと言えるでしょう。

逆に、Yahoo!知恵袋や、2ちゃんねるのスレ、検索キーワードとは関係の薄いページが表示されていれば、まともに記事を書いている人が少ない穴場だと言えます。

例えば「ユンボ おすすめ」で検索して見てください。
出て来るのはYahoo!知恵袋や2ちゃんねるのスレくらいです。

「ユンボ おすすめ」のGoogle検索結果

もし、重機の販売の広告があれば、簡単に報酬を獲得できることでしょう(今回は例で載せているので、残念ながらそんな広告ありません(・∀・)

6.ニッチな業界で、認知度が高い商品・サービスの広告を選ぶ

もうすでに、ある程度名前が有名な商品やサービスは成約されやすいです。
ブランドへの信用が高いため、サイトで詳しく紹介しなくても、簡単に成約してくれます。

ただ、あまりに有名な商品やサービスは競合も多いです。
まともに立ち向かっても勝てません。

そこでおすすめなのが、ニッチな業界(市場規模が小さい、大手が参入していない、誰も気が付かないような分野)の商品やサービスを探すことです。

ニッチな業界で、かつ認知度の高い商品やサービスは、成約率が高く、競合も少なめなので報酬を得やすいです。

私がよくやっているのは「◯◯の◯◯業界の中では有名」な商品やサービスを探すことです。

分かりづらいと思うので、いくつか例をあげると……

・ネットの広告業界の中では有名(アイレップ、ソウルドアウト)
・物理の参考書業界の中では有名(物理のエッセンス、名門の森)
・レトロなゲーム業界の中では有名(天地創造、アークザラッド2)
・クセのあるウイスキー業界の中では有名(アードベック、ラフロイグ)

という感じです。

デメリットは検索数が少ないことです。
ただ、こうした「ほぼ確実に報酬を得られるサイト」をいくつも作っていけば、少しずつ報酬は増えていきます。

7.信頼できる企業の広告を選ぶ

ASPが紹介している企業は、必ずしも安全な企業ばかりではありません。
中には法律上、限りなくグレーに近い商品を扱っていたり、ステマに近い広告を利用していることもあります。

以前、私のサイトで紹介していた商品の販売会社で、社長含め役員数名が逮捕される事件が起き、すべてのアフィリエイト広告が停止されたことがありました。

そのときは広告の停止だけで終わりましたが、場合によっては、購入者から自分のサイトにクレームがつく場合もあります。

聞きなれない企業名の広告は、一度口コミを調べるなどしておきましょう。

Amazonアソシエイトや楽天アフィリエイトは正直稼ぎにくい

以上が、アフィリエイト広告を選ぶときに気を付けたいポイントです。
これらは、A8.netやアクセストレードなどのASPを利用したときを想定しています。

アフィリエイトを初めたばかりの方の中には、Amazonアソシエイトや楽天アフィリエイトを使っている方も多いでしょ
この2つの特徴は、紹介した商品だけでなく、同時に購入された商品も成果の対象になることです。

Amazonアソシエイトは広告をクリックされてから 24時間。
楽天アフィリエイトは 30日以内に購入された商品が対象になります。

一見、とても稼げそうに感じますが、実際はそこまで大きくは稼げません。
なぜならば報酬の単価が非常に低いからです。

報酬は商品によって料率が決まっていますが、購入額の1%~10%程度しかもらえません。
私もAmazonアソシエイトを使っていますが、月に300万円分の売上があっても、報酬は10万円ほどです。

とはいえ、紹介した商品以外の報酬がもらえるのは便利です。
大きく稼がなくてもいいから、おこづかい程度に収入がほしいという方にはおすすめです。

また、たくさん商品が揃っているのも魅力的です。
まずは、ASPの広告を探してみて、なかったらAmazonと楽天を利用するのがおすすめです。

>>Amazonアソシエイト
>>楽天アフィリエイト

Googleアドセンスなどのクリック報酬型の広告を貼るのも一つの手

サイトの記事を書いていると、どうしても報酬に繋がりそうもないテーマの記事が出てきます。
そのときは、Googleアドセンスを始めとする「クリック報酬型」の広告を掲載しましょう。

クリック報酬型とは、その名の通り、広告をクリックされただけで報酬を獲得できる広告です。
1クリックあたりの報酬は、10~50円程度と低めです。
しかし、ただクリックされるだけなので、チリも積もれば……で、大きく稼ぐことも可能です。

特にGoogleアドセンスは、サイトに広告のコードを貼り付けるだけで、自動的に訪問者に興味のある広告を表示してくれるので、クリックされやすくておすすめです。

報酬額は表示された広告によって変わり、ときには1,000円を超える単価のときもあります。

Google アドセンスの利用開始はこちら

ASP(アフィリエイターと広告主の仲介サービス)についてもっと知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
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